ペラページ・ペラサイトが上がらない理由
ペラページ、ペラサイトとは、いわゆる数ページしかないペラペラのウェブサイトを指します。
たとえば、極端に縦長のホームページのようなウェブサイトです。
現在も、ランディングページやアフィリエイトサイトなどでよく見かける手法ですが、こういったウェブサイトでは、現状の検索エンジンアルゴリズムでは、ほぼ順位の改善はなされません。
もちろん、全く効果がないということはありませんし、絶対に順位が上がらないということもありません。しかし、実際にこういったページを試験的に作成し、やってみるとわかります。
本当に、恐ろしいほど順位が改善しませんし、尚且つ場合によってはSEOスパムと認識され、ドメインごと削除される危険もあります。
では、なぜこういったペラページ、ペラサイトの順位が上がらないのか。それは、現在のアルゴリズムがドメインごとの「情報量」を重視しているためです。
たとえば、1ページしかないドメインと、10ページのドメインでは、ページが細分化されていることもあり、10ページのウェブサイトのほうがGoogleからの評価は高くなります。
また、各ページを細分化し、メニュー化、カテゴリ化することで、訪問者にわかりやすいウェブサイトとして運営することもできますね。
こういった観点から、10ページよりも20ページ、20ページよりも30ページ・・・というように、そのドメインで展開されているページ数が多ければ多いほど、情報量が多いウェブサイトと認識されます。
しかし逆に、1ページしかないウェブサイト、数ページしかないウェブサイトなどは、Googleから高い評価を得ることが非常に難しくなります。
ただ、誤解のないようにしていただきたいのは、単にページ数が多くなればいいというものではありません。
いわゆるコピーコンテンツのような、他のサイトの情報を引用したり、同じようなコンテンツを複数のウェブサイトで運営したりということは、逆効果となります。
重要なことは、オリジナルのコンテンツで、尚且つ訪問者にとって有益なコンテンツでページを増やしていくことで、高い評価を得られるようになるのです。
では、どれくらいのページ数ならOKなのか?となりますが、これは特に決まったページ数というものがあるわけではありません。
またこれは、ウェブサイトを公開してからの年月にもよります。
尚、参考までに、これまでの弊社の実践結果からは、おおよそ1週間に1度~2度の更新が最低限必要と感じています。
「そんなに更新する時間がないよ」という場合でも、1ヶ月に数回は更新することで、検索エンジンからの評価を維持することができるようになります。