格安被リンク・激安有料リンクはスパム?
たとえば、こんなウェブサイトを見たことはないでしょうか。
・IP分散済みの100リンクが10,000円!
・1000件の被リンクが今だけ5,000円です!!
正直にいいますが、こういった被リンク購入、有料リンク購入で、検索順位が上がったのは、もうかなり前のことです。
現在は、SEOスパムを受けるリスクやペナルティを受けるリスクが非常に高く、意味のない対策といえます。
もちろん、全く効果がない、全く順位が上がらない、ということはないでしょう。
現在のアルゴリズムでも、被リンクが検索順位に与える影響は、非常に大きいものがあります。
しかし、ここで考えなければならないのは、有料リンクがどういったリンク構造なのかという点です。
たとえば、リンク元となるウェブサイトが、しっかり管理されていて、有益な情報を配信しているサイトで、尚且つ、被リンクを設置する場合の時間軸や関連性も考慮されていれば、高い効果を得ることができるかもしれません。
ただ、被リンク業者もビジネスですから、より多くの顧客を獲得していかなければなりません。
そうなれば、1つ1つの顧客に対して、新たにコンテンツを作成することは難しくなりますし、リンクするサイト数も膨大になることでしょう。
要は、「関連性が低い」「コンテンツも貧弱」「管理もほとんどされていない」といったウェブサイトから、どれだけリンクをもらっても順位は上がらないのです。
逆に、こういったウェブサイトからの被リンクは、いわゆるSEOスパムとして検索エンジンからペナルティを受け、いきなり圏外に飛ばされるリスクが非常に高いのです。
せっかくお金を払って対策をしてもらったのに、その対策によって自社のHPがペナルティを受けて、圏外に飛ばされたのでは目も当てられませんよね。
SEO対策を行う上で最も重要なことは、「Googleに嫌われないこと」です。
言い換えれば、「Googleに好かれるHP」「Googleに好まれる対策」を行うことが重要なのです。
Googleは、いわゆるリンクの販売や購入について、一切認めていません。
逆に、こういった対策は絶対にしないでほしいと警告をしているのです。
今、私たちが行わなければならないことは、Googleを欺き、裏技のような手法で順位を奪うことではありません。
これからも、Googleと共存共栄していくことなのです。