実店舗の集客は地域名キーワードを活用
実店舗での集客で最も重要なことは、ターゲットとなるお客様を獲得できる地域名で対策を行うことです。
たとえば、青森県内で実店舗の集客を考えている企業様の場合、「青森 ○○」「青森県 ○○○」といったキーワードで行います。
※○○、○○○の箇所はサービス名や商品名などが入ります。
上記は、県名・地域名キーワードになりますが、さらに具体的な市区町村キーワードで行うことも有効です。
※地域名キーワード例
青森市内であれば「青森市 ○○」「青森市中央1丁目 ○○○」など
八戸市内であれば「八戸市 ○○○」「八戸市内丸1丁目 ○○○」など
上記のような地域名を含んだキーワードでSEO対策を行うことで、非常に高い集客効果を実現することができます。
しかし、弊社のこれまでの経験からいいますと、ほとんどの企業様が上記のような地域名を含むキーワードではなく、いわゆるメインキーワードでのSEO対策を目指す傾向があります。
たとえば、八戸市内で美容院を経営している企業様が、「美容院」というキーワードで対策を希望する。
たとえば、青森市内で接骨院を経営されている企業様が、「接骨院」で上位表示をしたいと考えている。
確かに、上記のような「美容院」「接骨院」といったキーワードは、非常に検索需要が高く、仮に上位に表示された場合、今現在のアクセス数が、何倍、何十倍にも増えることでしょう。
しかし、仮に先ほどのようなキーワードで上位表示されたとしても、実際の売上やお問い合わせには結び付かないのです。
インターネット通販と実店舗での集客の大きな違いは、検索ユーザーが何を求めているのかにあります。検索ユーザーは、「家の近所にあるお店」を探しているのです。
仮に、先ほどの「美容院」「接骨院」で上位に表示されても、検索ユーザーが求めている地域でないとわかった時点で、すぐにページを閉じられてしまうのです。
「このキーワードで上位表示したい」と考える店舗側。
「近所の情報を知りたい」と考えるお客様。
SEO対策では、こういったミスマッチが非常に多くなっています。地域のお客様の集客を本気で考えている企業様は、お客様が望む情報を提供することが重要なのです。