中古ドメインとは？オールドドメインの効果
中古ドメインとは、その言葉どおり中古の独自ドメインを指します。
たとえば、「aaa.com」というドメインがあったとして、このドメインを以前のドメイン所有者が１０年間使用していたとします。
１つのドメインを１０年間も使用していれば、様々なウェブサイトから被リンクを得ていることが考えられますし、運営の仕方によっては検索エンジンから高い評価を受けている可能性もあります。
また、ドメインとは１年契約、あるいは年間契約として利用しますので、場合によっては「うっかり更新し忘れた」ということもあるかもしれません。
そこで、こういった古くから使用されてきたドメインが、何らかの理由により以前の所有者がドメインの更新を行わなかった（ドメインを捨てた）際に、そのドメインを新規で取得し、新たなウェブサイトとして運営します。
これが、中古ドメイン、オールドドメインと呼ばれるドメインです。
では、なぜこういったドメインを取得するのかとなりますが、上記でもお伝えしたように、古くから使用されてきたドメインは様々な媒体から被リンクを得ている可能性が非常に高いからです。
また、一般的にドメインとは、運営期間が長ければ長いほど、検索エンジンからの評価も高くなりますので、今まで誰も使ったことがない新規ドメイン（新たな文字列）で運営を行うよりもメリットがあるのです。
しかも、新規のドメインは、取得後３ヶ月～半年、あるいは半年～１年ほどは検索順位も上がりにくく、安定した上位表示が難しいという性質もあります。
そこで、いわゆる「中古ドメイン」「オールドドメイン」を活用して新たなホームページを作成すると、運営開始直後からいきなりビックキーワードで上位に表示されるということが起こるのです。
ご参考までにお伝えしますが、弊社でもかなり多くの中古ドメインで実践を繰り返してきましたので、中古ドメイン・オールドドメインの効果については非常に高いと考えています。
ただ、中古ドメイン・オールドドメインが効果を発揮していたのは、もう何年も前の話です。
今現在は、効果が得られる中古ドメインの数も減っていますし、いわゆる「ガセドメイン」の比率も高くなっています。中古ドメインを専門に扱っている業者も多く、現在の中古ドメイン市場は完全に飽和状態となっています。
また、実際に取得してみないとわからないケースも多く、既にペナルティを受けている中古ドメインも目立っています。
確かに、良質な中古ドメインは現在も高い効果を得ることができますが、こういった手法はそう長く続くものではありません。
そもそもドメインエイジとは、ドメインの保有期間が終了すれば今までの情報がリセットされ、仮に同じ文字列で新規取得されたとしても、以前の情報を引き継ぐことはないのです。
これが、本来のドメインエイジであり、本来のドメインの考え方でもあります。
中古ドメイン・オールドドメインでの上位表示は、裏ワザの要素が非常に高いものとなりますので、長期的な運営を行うのでしたら、新規でドメインを取得されることをお勧めいたします。
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